昨日はスライドジャパンで一緒に活動している読響の青木くんの門下生と、僕の生徒さんでおさらい会をやりました。
ピアニストはトロンボーン吹きならみんな知ってる城さん。なんという贅沢。
身内だけでやっても、本番というのは特別な環境なわけで、いろんなことが起こります。
緊張はもちろんですが、演奏でアクシデントがあったりすると心が動きます。なんとかしようともがいたり、コントロールしようと試みるも、そういうときはあんまりうまくいかないんですよね笑
「うまくいくこと」よりも、どれだけ音楽から自分が離れないでいられるか・・・
ということで、みんなの演奏を色々聞いて思ったことは、それぞれに伝えたのでここには書きませんが、次の機会までにトライして、達成できているといいなと思います。
先生チームも今回は演奏したんですが、曲はC.Small作曲の「Conversation」とE.Ewazen作曲の「Pastorale」。
「Conversation」は、マーキーさんのCDに収録されているので、聞いたことがある方も多いと思います。
『on Base/James Markey』
プロチームの演奏と生徒たちの何が違うのか。
技術とか音楽性とは少し違う視点でおもしろい話を聞けたので、ちょっと紹介しますね。
この前、他業種の方と話していた時に、「プロとアマチュアの違いは何か」という話になって、その方が思うには「アマチュアが大事にするのは結果、プロが大事にするのはアベレージ」だと。
なるほどな、と思いました。確かに本番のその瞬間のためにすごく時間をかけて100点を目指すことは素晴らしいことですが、プロとして活動していると、そればっかりやってるわけにはいきません。
月に何個もある本番で、コンスタントにいつも平均以上の結果が出せることっていうことは仕事をする上では大切な要素ですよね。
コンディションの調整や本番で演奏する曲の練習配分はもちろんですが、本番のその時に力を出すための自分のコントロールや持っていき方など…平均的に高いパフォーマンスを出すにはいろんな要素と、経験の積み重ねが大事。
プロを目指して受験をする上で、そういう平均値を底上げできるような経験や音楽的な体験を積み重ねることができれば、受験の日も、その後も役に立つんじゃないかなと思い書いてみました。
しかしながら、平均以上であることが目的になっちゃうとトンチンカンなことになるので、あくまでも一番大事なのは音楽だと僕は思っています。
と、まぁ脱線してしまいましたが、僕自身も浩一郎さんに教えていただいて取り組んできたアンブッシュアがだいぶ落ち着いてきて、昨日の演奏でも以前より良くなったなと実感することができました。
本当にいい先生に巡り会えて感謝です。
次の課題は息。
Overblowしないこと、Blowthrow。
息で押さないことと、息を吐き続けることの両立が目標です。バランスが難しい…。
昨日は飲みすぎてキャパOverしそうだったので気をつけます。
(青木くん、城さんと。いきたかったクラフトビールのお店に。)
二日酔いで変な時間に寝ちゃって眠れないので書いてみました笑
ではまた。